人生やり直しロードマップ

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半端な希望は苦痛しか生まない【鬱と就活末期】

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再投稿シリーズです。

少しでもこの絶望的な気持ちと実態を味わってもらえたら幸いです。

経緯はこちら

sampleyy.hatenablog.com

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残された時間は少ない。あと何文字残せるだろうか。今は時系列な少し前後するが、少し前の出来事を話そう。

 
彼女と知り合ったのは一ヶ月ほど前になる。とあるSNSで人生を諦めたもの同士意気投合して食事に行くことになった。彼女について話すことは少し憚られる。このブログを読んでいるかもしれないからだ。まぁいいか。
 
彼女は『春』をとても怖がっていた。
僕は将来が確定で『詰んでいる』のに、対して学部三回生の彼女は『詰みそう』であった。これから詰む可能性が濃厚な未来は歩めない、それが彼女の厭世的になる理由だった。
 
僕からすれば就活もこれからなのにと言いたかったが、それはまだ働いてない僕も同じなのだろう。メールの文面を見る限り、彼女はかなり本気に見えた。方法に〇〇〇をあげるあたり、相当だ(僕は◯◯を希望していた)。
 
僕にはそれがとても嬉しかった。もしかしたら自分を◯してくれるのでは無いか、そんな淡い期待もあった。
一番嬉しかったのは、理想の最期が共通していたことだ。
暖かい毛布にくるまって。
紅茶を飲みながら。
窓の景色を眺めながら。
眠るような最期を遂げる。
そんな風に〇ねたらどんなにいいだろうか。僕は頭の中が幸せで一杯になる。心中って素晴らしい。
 
だが、実際に彼女は会ってみるとそこまで本気ではなかった。むしろ悲観的ななりに何とかしようという意思があった。未来を見ていた。幸福になろうと必死になって悩んでいた。頑張っていた。今でこそ落ち窪んだ表情だが、ときどき本来の明るく元気な姿が垣間見えた。
 
幸福も未来も人生も諦めた僕にはかける言葉が見つからなかった。
大してもてなすこともできず、人生最期のデートは呆気なく終わった。
 
自分は人と生きることに向いてないのだと確かな胸を突き刺す痛みを持って実感する。
原始的な苦痛。
 
僕は心底失望した。彼女にではない。誰かに縋ろうとした自分にだ。
一瞬でも希望を描いてしまった時、その未来地図がどれだけ見当違いか分かっていたはずなのに。
他人という不確かなものに期待することが、どれだけ自分を傷つけるのが知っていたはずなのに。
 
人生最期の希望が潰えて、思考が制止して停止した。
僕は帰りの山手線から見える高層ビル群を呆然と眺めていた。
 
最寄りの公園で試しに◯んでみようと思った。
初恋にも似た絶望の激情の捌け口がどこにも無かった。
 
誰もいない真っ暗な芝生では液晶の灯りが眩しく見える。
座れるところを探そうとしたが、唯一あった遠くのベンチでカップルが抱き合って接吻をしていた。今の僕には舌打ちする気力もない。
きっと彼らが居なければ人類は滅んでしまう。淘汰されるべきは僕の方だ。
 
迷った挙句、近くの桜の木の下にした。
西行法師?もこんな気分だったのだろうか。
願わくば花の下にて…続きが出てこない。最期まで僕は無能だ。
 
〇〇〇を構えて頚動脈の直上に位置する。手が震える。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
肩に場所を変える。数ミリちくっとしただけでやめてしまう。
半泣きで〇〇〇を握りしめる自分が心底情けなくて不甲斐ない。
 
モタついているうちに大学生の集まりが公園に来てしまった。人生を謳歌している黄色い声。そのうち遠くでバースデーソングが聞こえてくる。
 
僕には23歳の誕生日は来ない。もう歳なんてとらなくていい。惨めなだけだ。
 
アホらしくなってフラフラな足取りで家へ帰る。
真っ直ぐ歩くことがこんなに辛いなんて思わなかった。路面がフニャフニャして転んだら地面に吸い込まれそうになる。
 
自分が今、果てしなく向こう側に近い場所にいると実感する。
確実な最期が迫っていた。
 
後日談だが、彼女に連絡したら音沙汰無しだった。どうやら死にたがりの僕はフラれてしまったらしい。当然過ぎて笑えてくる。他人にはもう殆ど関心はないが、伏し目がちな彼女に幸あれと思っている。
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